PCMAXで知り合った40歳男は何とねずみ講だった…貴重な体験談

どうも、こんにちはー！

30代独身OL、erikoです！

筆者が数年前に体験した、PCMAXで出会ったある男とのエピソードをご紹介します。

会ってみたら、この男…実はねずみ講でした！

あれはまだ筆者が全く結婚のことなんて考えていなかった30歳前後のこと。

当時既婚者の男性と不倫関係にあったし、夜のお仕事も軌道に乗り出して楽しい。

生活が充実していたので、彼氏が欲しい！とは思っていなくて、
ここらでいつもと違うタイプの飲み友達が欲しいなって思っていました。

ちょっと遊べる男友達、イコールお互い嫌でなければ、男女の仲になってもいい、という意味の男友達。

そんな時にもってこいのPCMAXで出会った男のお話しです。

PCMAXでちょっと悪そうな40歳男を相手に選ぶ

ごくごく普通のありふれたサラリーマンよりは、一癖ありそうな男を探していた筆者。

あくまでもただのお遊びだもの♪

そこで連絡を取り合うようになったのは以下の独身男。

名前：セイジ
年齢：（当時）40歳
結婚歴：バツ1
見た目：色黒。チャラそう。遊んでそう。袴田吉彦さんを極限まで悪そうにした感じ
住居：東京の神泉
出身：奈良県
職業：誰もが知る大手メーカー企業の営業

俺は気軽にセイジって呼んでもらうのが好きや。
俺もerikoって呼ぶねんで。

おおっと関西弁。

そうや、奈良県出身って書いてあったな。

ありゃ、どうして関西弁てつられてしまうんやろ。

erikoです。はじめまして。

繰り返し言うけど、
この時筆者は真剣な出会いを探し求めていたのではない。

だから多少チャラくても問題ありでも、楽しく飲める相手が欲しかったから、こんなのでもOK。

真剣な恋愛相手を探していたんなら、もちろんこんなのは最初から対象外よ。

セイジの求める相手のジャンルも、「飲み友達」になっていた。

そう、目的はお互いマッチしていたのだ。

いやほんま写真可愛いわ～
このサイトの中で一番かわいいんとちゃう？

関西弁でこんな口説きの常套句使われても嬉しくもない。

けど、こういう人こそ飲み仲間にはもってこいな感じがする。
ラインも交換して、ラインでのメッセージになる。

自らねずみ講信者であることを暴露するギャルおじさん

早速会う約束を取り付ける。
土曜日の夕方、場所は恵比寿。

実際のセイジは写真と変わらない。

40歳にしては若々しく見える。

肌が黒いのは地黒なのか、それとも日サロに行っているのかはわからんが、
雰囲気的にきっと後者だろうと思わせる匂いがプンプン。

若干高校時代のギャル男がそのままおじさんに成長したような雰囲気でもある。

こりゃー遊んでいるな。

だから40でもこんなに若々しい見てくれなんだろうよ。

まあいいや、こっちとしてもあくまでも求めているのは遊び相手。

そしてこのおじさん、筆者にとって有りか無しかと聞かれれば充分「有り」。
ジムで鍛えているみたいで体つきはかなり良さそう。

間違いなくあっちも元気だわ。

そして、セイジお勧めの恵比寿のこじんまりとしたスペイン料理屋へ。
食事は楽しく進んだ。

筆者は関西弁、かつ営業の男は信用せん。

いくらでもおべんちゃら言えるじゃん。

でもいいの。この時はあくまでもお遊びだからね。

すると…

俺、副業やっててな

色々な話でそこそこ盛り上がりを見せた後、おもむろに話し始めたセイジ。

セイジは誰もが知っている名をとどろかせた大手企業に勤めていた。

でも副業をしていて、本当はそっち1本でやりたいとのこと。

その副業、よくはわからないけど、旅行好きの団体？て言っていたな。

入会金払ってその団体に入会すれば、色々な旅行が格安で行けるとのこと。
そして友人や家族を入会させれば、その紹介者にも紹介料が入るとのこと。

え？？

それってさ…

こういうの、中にはねずみ講って言う奴もおるんやけど、
そんなんじゃないから。

こちらが言いたい事を汲み取ったかのように、セイジから言った。

旅行が好きなんや。
これで母親を温泉に連れていったりしているんや。
周りではマザコンていう奴もおるけど、ほんまそんなんじゃないねん。

はぁ。

俺はこういうのやっているけど、erikoに入会を誘ったりとかはせえへんからな

そうですか。

話し聞いているとさ、

それ、まあ、ねずみ講だよね。

筆者を誘う気はない、うん、別にそんなことはどうでもいいのよ。

筆者はどんなに勧誘されてもねずみ講には入れないし、
このセイジとやらギャルおじさんに本気になることはないんだから。

このセイジとセックスできるかできないか？それは、余裕でできる。

彼氏にできるか？それは、Noだから。

2軒目でギャルおじさんと急接近

で、1軒目を出る。

このギャルおじさんが筆者をただでは帰す気がないことは最初からお見通し。

ギラりとしたその視線が物語っている。

酔いがまわってしまった。
どこかで休みたい。

早速来ましたね～

ベタだなぁ。

そんな酔っているようには見えませんぜ。

でもこんな早く許してしまうのも嫌だから、

じゃあ漫画喫茶行こうか？

と筆者から提案した。

個室の漫画喫茶はイチャイチャはできるけど、
最後までに簡単にはできない。

恵比寿の漫画喫茶に移動、半個室に部屋に入る。

半個室だからもちろん外に声はダダ洩れ。

そんな中で最後までやろうとは、さすがのこのギャルおじさんも思うまい。

しかし個室入った途端、セイジは猛烈に激しいキスをしてきた。

eriko、好きやで…

はい、嘘くさ笑

初対面やで？

「好きやで」ってワード、何でこんなに信ぴょう性なく聞こえるんだろう？

おっぱい見せて

と言い、筆者のワンピースの後ろのファスナーを下げ始める。

特に抵抗もしない。

ある意味、今日はこのために来たんだから。

インナーとブラジャーを片方ずり下げられ、

うわあ、綺麗…

といってギャルおじさんは筆者のおっぱいを揉んで舐め始めた。

セイジは自分のズボンのベルトを外し、
筆者の手を自分のズボンの中に入れ自分の息子を握らせる。

そんな時間が1時間ほど過ぎた所で、

タイムリミット。

確か漫画喫茶入る時、1時間しか予約しなかったんだわ。

その後は解散。

セイジは必ずまた誘ってくるだろう。

今日の続きをしにね。

でも、よくあれだけで耐えられたもんだなぁ。

ねずみ講の素性を探るため本名で検索。すると…

これはやる人は多いと思うけど、気になる人が出来たら、その人の本名でググるってやつ。

フェイスブックやインスタが出てくるかもだからね。

筆者も、セイジことギャルおじさんがどんな生活しているのか見てみようと思い検索。
ラインの名前がフルネームだったからそれで検索。

出てきた出てきた。
ツイッターが。

顔写真も載っているからセイジ本人に間違いない。

いやはや、想像通り、クラブ大好き。

週末は六本木のクラブに通っている模様。

見た目からして、そんな感じだよ～

渋谷のクラブ〇〇と、六本木のクラブ▲▲▲を直通するバスが出来ればいいのに。そしたら一晩でクラブのはしごができる！

な～んてつぶやいている…

あとは、例の謎の（ねずみ講）旅行団体の話しが多い。

どこそこに旅行してきた。JTBで申し込めば〇〇円だけど、
俺は▲▲円で行けちゃう、幸せ～！

と、写真付きでちゃっかり自分の団体の宣伝をしている。

このねずみ講男、そのうち筆者のことを勧誘するんじゃないのかなって考えがふと横切る。

サラッと終わった2回目の会う約束

そして、次に会う約束をする。
場所は中目黒。

この日筆者はやや体調不良であったため、会う前にセイジにそれを伝えていた。

きっと身体目当てだろうセイジは、それならリスケしようと言い出すかと思えば、
それなら早め解散にしようと意外にも紳士的な対応をしてくる。

中目黒のオシャレなお店で二人並んで座る席で食事をする。
店内は空いていて、店員さんもあまり通らない。

ふと、話のネタをクラブに持っていく筆者。

私はああいうチャラい所は苦手なんだけど、クラブって行く？

と、さりげなく話を振ると、

いや～行かないなぁ。
何か誰それナンパするような感じやん。俺は苦手やわぁ。

おいっ

よく言うわな

こっちは真実を知っているよ～

そもそも、その見てくれでクラブ行かないっていう方が不自然だわ！

その日は予定通り直ぐに解散。

途中、話しながらおっぱい揉まれてキスはされたけど。

うち行こう

とも言われたけど、やっぱり体調イマイチ良くなかったから断った。

体調良ければ行ったかも分からなかったけどね…

ねずみ講への勧誘めいたこともなかったなぁ。
本人が言うように、本当に勧誘するつもりはないのかな？

3回目の約束で本来の目的を実行したねずみ講男

会うのに、2回目と3回目の間が少し空いた。

理由は、筆者がちょうどその時転職して色々とバタバタしていたため。

3回目の待ち合わせ場所も中目黒。

窓を向いた席に二人並んで座って、眼下に目黒川が眺められる席のお店である。

その時、冬だったけど、セイジは身体にピッタリのニットを着ていて、
インナーを着ていなかったらしく乳首の形がくっきりと浮いていた…。

別にいいんだけどさ、どこの会社にも1人はいるよね。

Yシャツの中に何も着ていなくて乳首透けているおっさん。

話している時に目のやり場に困るんだわ。

その時、向かい合わせじゃなくて並ぶ席で良かったわ。

そして…このねずみ講男にとって目的実行の準備は整っていたようである。

遂にねずみ講への勧誘？

筆者の新しい仕事の話なんかをしつつ、
セイジはおもむろにカバンから何やら分厚い資料を取り出した。

これ、前に俺が話した副業の資料なんだけどさ、良かったら読んでみて

ええ？？
い、嫌だ…

筆者が戸惑っていると、

セイジは夢見る夢子ちゃんのように描いている様々な夢を語りだした。

要約すると、

その副業には教祖様がいて、よくセミナーを開いてそこには毎回大勢のお客さんが集まってくる。
楽にお金が稼げるとても実がある話だ、という内容。

あーあ。

セミナーとか、ネットワークビジネスって単語が出たら、そりゃもうアウトですよ。

ねずみ講確定。

いやわかっていたけどさ。

これらのワードが出たんなら、自分は目の前の相手にそれに引き込まれようとされている前触れ。

そして今まさにセイジが持っているこの分厚い資料こそ、そのねずみ講へといざなう案内となるものらしい。

ええ？？（2回目）

案内資料がこんな分厚かったら誰も読む気しないよ…

読んでみて

と、ズイっと来られて、

もう仕方なし、読み始める筆者。

とほほ、我ながら何やっとんじゃ。

一字一句見逃さずに読んでね。そのうち意味がわかってくるから。

…

わからねーよ

どうやらこいつはこのねずみ講団体でも大分信仰心の強い信者と思われる

資料にあった内容は、よくは覚えていないけど、

楽にお金稼ぎができるんです、
という、

まあねずみ講勧誘あるあるだろうなという内容。

楽にお金稼ぎができなくてもいいという方はここから先は読まないでください。
と書いてあったから、

じゃあもう読みたくないんだけど…。

筆者は怪しい団体に手を染めてリスク背負ってお金稼ぎするより、
汗水たらしてまっとうに働きたいです…。

でもすぐ横には強信者のギャルおじさんにがっしりと監視されているため、
読まないわけにいかず。

頭に入ってこねぇ～
だって…悪いけど、くだらないよ、こんな内容。

読み終えた？

う、うん（飛ばし飛ばしだけど）

今度セミナー来いへん？
すごく良い話が聞けるんや。
これに入会すれば、色々な旅行が格安で行けるよ。

俺はこれ、誰にでも勧めるわけじゃないねんで。
本当に幸せになってほしい人にしか勧めないんやで。

俺も幸せになってerikoも幸せになる。
こんないい話ないやろ？

…

本当に筆者に幸せになってほしいのなら、

今すぐここから解放させてくれ。

あ～あ、結局こういうことか

最初から、ねずみ講おじさんによるねずみ講勧誘が目的か。

にしてもやり方下手すぎでしょ！

初回、俺はerikoを勧誘するつもりはないねんで、って言って安心させる
　　　　　　　　　　⇓
ある程度打ち解けてきたと思ったところでねずみ講へ勧誘、
さもかし誰にでも勧めるわけではない、

君だから勧めるんだっていう特別感を出しながら。

俺はこれ、誰にでも勧めるわけじゃないねんでだと？

いや、あんた下手すぎやろ

そんなのに引っかかる奴おらんで！？

筆者もカモの1人だったに過ぎないんでしょうね。

きっと他にも何人もの女の子と同時並行で遊んで勧誘しているに決まっている。

こっちだっていくら飲み仲間・遊び仲間目的だったにしても、

ねずみ講のカモとして近寄られただけだと知った途端興ざめ、ドン引き。

そんな筆者をしり目に、
ねずみ講男はその時窓の向こうに見えた中目黒のアトラスタワーを指さして、

俺はいつかあそこの最上階に住んでやる！

と、雄たけびこいた。

あはは…
頑張って…

いやいやおっさん、
せっかく大手会社に勤務しているんだから、大人しくそこでおさまっていなよ。

その方がいいよ、

あんたにとっても周囲の人にとってもな…。

ねずみ講男の話にバーのマスターは大爆笑

その後、セイジと解散してからすぐに、
そのねずみ講のセミナーの日程がラインで送られてきた。

無視していたら、行かない？と念押しのラインが来たから、

行かない！

と一言返す。

ところで、筆者には昔からよく行く、地元の馴染みのバーがある。

そこのマスターには赤裸々に色々な話をぶちまけるのだ。

このマスター、知性はないけど職業柄、
色々な人と会うため実に色々なことを知っている。

男と女のことに関しても、充分すぎるほど熟知している。

筆者にとって恋愛の伝道師でもある。

筆者がつるんだねずみ講のギャルおじさんが
中目黒のアトラスタワーの最上階に住みたいて言っていた、

という話をすると、

マスターは腹を抱えて大爆笑した。

「ねずみ講の奴ってね、み～んなそう言うんだよ」と。

「しかもそういう人に限っていいとこ（大手会社）に勤めている人が多いんだよねぇ。」

うんうん、あのギャルおじさんも例外ではない。

「ねずみ講なんてさ、結局幹部だけが得するもんで、
幹部以外の奴は都合よく扱われて終わるだけなんだよね。
でも信者はそれに気づかないからね。」

ともマスターは言った。

だよねぇ

ギャルおじさんが何をしようとも勝手だけどさ、
周囲の人を巻き込むのはやめて欲しいよね。

ノルマ達成できないらしいおじさんからの勧誘は続いた

それから数週間が経っただろうか。
セイジから連絡はなく、筆者ももうもちろん会う気はなくなっていた。

ある時セイジからラインの無料電話の着信があった。

もう会う気はないけど、筆者は無視はしない。

どうかした？

いや、ちょっと心配になって…

ん？何が心配？

何も心配されるようなこと話していないけど。
筆者が転職したばかりだから、そのことを言っているのかな？

心配って？笑

いや、あのさ、来週この前話したセミナーがあるんやけど、急遽欠席者が出てしまってな。

空席だすわけにもいかないから、eriko行かへんかなって思って…

……

行かねーよ

いや…

行かへんわ

急遽欠席者が出たってのも嘘くさい。

最初から人数集まらなかっただけじゃない？

1人何人セミナーに呼ばないといけないってノルマでもあるの？
だから懲りずに筆者に連絡した？

ノルマ達成できないと教祖様がお怒りになるのかしら？

しかも最初からその用事で電話したって正直に言えよ。

何が「ちょっと心配になって」だ。

悪いけど行けない（正確には「行かない」だけどね）

さっきそれのために電話したんだ？

と返すと、

そのラインがいつまでも既読にならなかった。

ラインは開かなくても読めるし、わざと既読にさせなかったんだろうね。

もうここまで来ると残念も絶望も何もない。
どーでもいいですよ～♪

ねずみ講おじさんとのトーク履歴を削除。

おっさん、もう少しうまいことやらないとまたノルマ達成できないで。

ラインをブロックしなかった理由

そう、筆者はしばらくねずみ講男のラインをブロックしなかった。

何故かって？

これで引き下がると思わなかったから。

以後、どんな苦しい理由でまた関りを持とうとするのか、見ものだったから。

女友達とのネタとしてゲットしたかったからね。

宗教もそうだけど、ねずみ講とかって、
一度繋いだ縁はいつどんな時に役立つかもしれないから、
中々切らないものである。

何かしらで繋がっていようとするものである。

もちろん、このギャルおじさんの場合もラインが来ても既読にはしないしスルー。

すると、やっぱり定期的にラインは来た。

元気してる？

はい、スルー

新しい仕事には慣れた？

あんたにゃ関係ない

さっきの地震大丈夫だった？

さっきの地震て、震度2だったあの小さい地震ことか…？

明日台風来るみたいだから気をつけ～

……

ドンキで働いている友達にサンタのコスプレもらったんだけど、いる？

笑

いらねー

必死だな

どれもこれも既読にはせずに削除しているけど、それでもしばらくラインは来たな。

何かしらの手段で筆者がブロックはしていないと突き止めているのか、
それとも単に一縷の望みをかけて
何がなんでも繋がりを切らないようにしていたのか。

友人との間では面白くもないネタ話にはなったけど、
そのうちこのギャルおじさんのラインにも飽きて、ある時遂にブロックした。

PCMAXでねずみ講おじさんと会った体験談まとめ

今となっては普通のものとして普及しているマッチングアプリも、
ヤリ逃げ、詐欺、色々様々なトラブルが起きるだろうことは認識している。

でも、ねずみ講がいるとは思わなかった！

いるんだね～！

1つ勉強になった。

実はこの数年後、あるナンパの名所でこのねずみ講おじさんを偶然発見したことがあった。
その時も何人もの女の子に声かけていたね。

み～んな、カモなんだろうけどね。

今日もあのねずみ講おじさんはどこかでまた女性を口説いては勧誘に精を出していることだろう。

おじさん、一晩限りの割り切った関係の女性を見つけるより、
そりゃうんとハードル高いと思うぜ！

まあ、健闘を祈るよ！

今回erikoが出会った男

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eriko

完全単独行動派の30代独身OL。
非生産的な恋愛、不倫、ナイトワークなど経験値は平均よりちょっと高め。